長谷部誠や鎌田大地が所属するフランクフルト率いるアディ・ヒュッター監督はシャルケ戦に向けたリモート会見に臨み、周囲から批判を呼んだ自身の発言などに言及した。
ボルシア・ドルトムントやヴォルフスブルクとの上位戦を制し、一時は5位ドルムントとの差を7ポイントに広げていたフランクフルト。だが、ヒュッター監督の今季限りでの退任、来季からボルシア・メンヒェングラットバッハ(ボルシアMG)を率いることが発表されてからは第29節でそのボルシアMG相手に0-4と大敗を喫するなど1勝1分け2敗と急失速。9日にマインツと引き分けると、フランクフルトに敗れてから連勝が続くドルトムントにCL出場権の4位を奪われてしまっている。
チームの調子を狂わせたとして監督人事の発表時点などに批判が集まる中、ヒュッター監督がマインツ戦翌日のコメントが物議を醸すことに。オーストリア人指揮官はドイツ『ARD』に対し、直近の4試合中アウクスブルク戦にしか勝てなかったことについて「私のせいではない。チームのせいでもない」と返すと、「人々は何とでも言えばいい。私にとってどうだっていいことだ」と言い切ると、さらに今シーズンについて「実力以上のプレーをしていたのかもしれない」と話したことで、一部からは即座の解任を求める声まで上がっていた。
15日のシャルケ戦に向けた会見でそれら発言について問われたヒュッター監督だが、このように返答している。
「同じ言葉を選ぶかは置いといて、バイエルン・ミュンヘンに勝ち、アウェーでドルトムントに勝ったことは日常的ではないということを言わなければならない。それをするためには一定のレベルを超えたプレーをしなければならない。私はそういうことを言いたかったのだろう」
「批判を快適に思うことはない。ただ、テーマは私ではなく、アイントラハト・フランクフルトであることを理解してもらいたい。大事なのは我々が最後の2試合で執念を見せること。我々はこれからの2試合に勝てることを強く信じている。4位になれるのか5位になるのかはそれから見てみよう。焦点はそこだ」
ヒュッター監督はさらに「残留争いや入れ替えプレーオフではなく、4位、あるいは5位フィニッシュについて話しているんだ。この状況をクライシスと呼ぶのなら、我々がどれほどの仕事をし、チームへの期待がどれほど膨らんでいるのかが示されているのではないかな」ともコメント。また、最後の2試合に向けて「以前よりさらに燃えている」とも強調していた。


