Serhou Guirassy Dortmund 04152025(C)Getty Images

CL13発のギラシ、ドルトムントとの契約に異例の条項? 行使できるのは特定のクラブのみか

FWセルー・ギラシは、ボルシア・ドルトムントといくつかのクラブに限定された解除条項付きの契約を結んでいるようだ。ドイツ『スカイ』が報じている。

ギラシは昨夏、シュトゥットガルトとの契約の解除条項を利用して、1800万ユーロ程度とされる移籍金でドルトムントに加入した。現在29歳のギニア代表FWは、新天地ではここまで公式戦41試合に出場し、29ゴール8アシストをマーク。中でも、準々決勝で敗退したチャンピオンズリーグでは14試合で13ゴールと得点ランキング首位の成績を残している。

そんなギラシだが、先日ドルトムントと結んだ2028年までの契約にも解除条項が盛り込まれていることが判明。『スカイ』は、今夏のクラブ・ワールドカップ後に、特定のクラブが6000万~7500万ユーロ(約97億2000万~121億5000万円)の移籍金を支払えば、その条項を行使できると伝えていた。一方で、具体的なクラブ名は明かされていなかった。

しかし同メディアは、ここに来てそのクラブ名を報道。ギラシの契約条項を行使できるのは、レアル・マドリー、バルセロナ、マンチェスター・シティやユナイテッド、リヴァプール、チェルシー、そしてアーセナルであることを伝えた。

一方で、同メディアによれば、ギラシ本人は今のところドルトムントからの移籍を望んでいないという。昨夏、ひざに問題を抱えていたにもかかわらず獲得したクラブに、強い恩義を感じているとされている。

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