ドルトムントは、1月にマンチェスター・ユナイテッドからジェイドン・サンチョを獲得する用意があるようだ。
エリック・テン・ハーグ監督は9月頭のアーセナル戦後、「トレーニングを見てメンバーに選ばなかった」と発言すると、それに対してサンチョが「長い間スケープゴートにされている」とSNSで反論。これにより衝突が明らかになると、マンチェスター・Uは「規律問題が解決するまで」サンチョをトップチームの練習から外すことを発表した。
この確執以降、ドルトムントはサンチョに対する興味を公の場で否定してきたが、『ESPN』によると、ドイツ側は金銭的な条件が合えば、1月の移籍に興味を示しているようだ。また、ドルトムントはサンチョの週給30万ポンドの一部をユナイテッドに支払う必要があるため、シーズン終了までの短期レンタルが最も可能性が高いと伝えている。
2017年から2021年までの4年間をドルトムントで過ごしたサンチョは、今でも高く評価されており、クラブとも連絡を取り合っている模様。マンチェスター・Uは1月にサンチョ獲得に対するオファーに耳を傾ける用意があり、ドルトムントが動くことになれば移籍はスムーズに進展するかもしれない。
『ESPN』によれば、マンチェスター・Uはサンチョが謝罪するまでトレーニングに復帰させる予定がなく、事件から6週間以上経った今、謝罪を受けてもほとんど意味はないだろうとの見方もある。スタッフの中には彼のオールド・トラッフォードでのキャリアはすでに終わったと考えている者もいるようだが、サンチョはドルトムントへと移籍することになるのだろうか。




