Andre Silva Eintracht FrankfurtGetty

ドルトムント、ハーランドを失えばA・シウバを獲得?フランクフルトはまたも玉突き移籍の被害か

ボルシア・ドルトムントはFWアーリング・ハーランドを失った場合、フランクフルトのFWアンドレ・シウバの獲得に動くという。ドイツ紙『ビルト』が伝えている。

今夏以降の去就が騒がれるノルウェー代表FWハーランド。代理人のミノ・ライオラ氏が移籍の可能性を探るためにバルセロナなど複数クラブと接触したことが伝えられるもドルトムントのミヒャエル・ツォルクSD(スポーツディレクター)やハンス=ヨアヒム・ヴァツケCEO(最高経営責任者)らは24年までの契約を残す20歳のアタッカーの残留を強調してきた。

一方、新たな報道によれば、クラブはハーランドを失った場合の代案を準備しているとのこと。その場合は、長谷部誠や鎌田大地が所属するフランクフルトで今季ブレイク中のポルトガル代表FWのシウバの獲得に乗り出すという。現在25歳のFWは、今季リーグ戦24ゴールを記録し、ブンデスリーガ得点ランキングでハーランドとともに2位タイにつけている。

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マンチェスター・ユナイテッド、バルセロナ、アトレティコ・マドリーなどビッグクラブへの移籍が噂されるシウバは以前、3000万ユーロ(約39億1000万円)の契約解除金を支払えば自由にフランクフルトを去ることができるとの報道が浮上。だが代理人は『Goal』に対し、憶測を否定し、契約には買い取り条項はなく、そのような安価で退団させるという口頭合意はないと強調していた。

ドルトムントが次期指揮官としてボルシア・メンヒェングラットバッハ(ボルシアMG)のマルコ・ローゼ監督を招へいしたことが発端になり、フランクフルトはアディ・ヒュッター監督をそのボルシアMGへと失っている。ドルトムントのエースの移籍もフランクフルトに大きな影響を及ぼすことになるのだろうか。

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