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大迫勇也が所属する名門ブレーメン、41年ぶりの2部降格…最終節の敗戦で自動降格に

ブンデスリーガ最終節が22日に一斉開催され、日本代表FW大迫勇也の所属するブレーメンが最終節で17位に後退し、自動降格となった。ブレーメンの2部降格は41年ぶり。

ブレーメンは最終節を前に、入れ替え戦に回る16位に位置。残留圏の15位ビーレフェルト、そして自動降格となる17位ケルンといずれも1ポイント差という状況で、ホームにボルシア・メンヒェングラットバッハ(ボルシアMG)を迎えた。大迫は5試合連続ベンチスタートとなった。

前節後にコーフェルト監督を解任して最終節に臨んだブレーメンだったが、3分に左サイドを崩されると、シュティンドルに決められて早々にビハインドを背負う。ハーフタイムにかけては積極的に前へ出たが、なかなかゴールに迫ることができず、1点リードされたまま試合を折り返す。

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迎えた後半、ブレーメンは再び早い時間帯の52分にテュラムに最終ライン裏を突かれてそのままネットを揺らされ、2点のビハインドに。これを受け、シャーフ暫定監督は55分に大迫を送り出す。しかし、58分にベンセバイニにゴールを奪われると、68分にもノイハウスに決められて、0-4と絶望的な状況となる。

その後、81分にラシカのゴールで1点を返し、83分にもフュルクルクが決めて意地を見せたブレーメンだが、反撃はここまでで2-4の敗戦。さらに、他会場で17位ケルンがシャルケに勝利したため、1979-80シーズン以来、過去4度のリーグ優勝を誇る名門の41年ぶりブンデスリーガ2部降格が決定した。

一方、最終節で16位に浮上したケルンはこの後、26日と29日にブンデスリーガ2部の3位クラブと2レグ制の入れ替え戦に臨む。

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