ブレーメンは29日、オーレ・ヴェルナー監督の後任として、ブンデスリーガ2部のエルヴェルスベルクを率いていたホルスト・シュテッフェン氏を新監督に迎えることを発表した。
シーズンを8位で終えたブレーメンは先日、契約延長を拒否したヴェルナー監督の続投を見送り、解任を決断。その後任には、エルヴェルスベルクをレギオナルリーガ(ドイツ4部相当)からブンデスリーガ2部3位まで導き、先日ハイデンハイムとの1部・2部入れ替え戦(合計スコア3-4で敗戦)に挑んだシュテッフェン氏を招へいした。
現在56歳のシュテッフェン氏は、ブレーメンの公式ウェブサイトを通じて「ヴェルダーからオファーを受けたとき、それはまず何より、私自身と私の仕事に対する大きな評価だと感じた」とコメント。「ブレーメンにはポテンシャルの高い優れたチームがあり、ここ3年でブンデスリーガで非常に良い発展を遂げている。私はこの発展を選手たちとともにさらに前進させていきたいと考えており、この新たな挑戦をとても楽しみにしている」と続けた。
なお、現役時代にはユルディンゲンやボルシア・メンヒェングラットバッハ(ボルシアMG)などでプレーしたシュテッフェン氏は、監督としてボルシアMGの下部組織や3部のプロイセン・ミュンスターなどを指揮。GK長田澪も所属するブレーメンは、同氏にとって初のブンデスリーガ1部クラブでの指揮となる。
