ボルシア・メンヒェングラットバッハの福田師王が、決勝点を決めたトレーニングマッチを振り返った。
ボルシアMGは6日、トレーニングマッチでオランダ1部のゴー・アヘッド・イーグルスと対戦。30分×4本で行われた試合で板倉滉は3本目と4本目に出場し、福田師王は4本目の16分から出場した。試合は4本を通して3-2でボルシアMGが勝利した。
そんな一戦で結果を残したのが福田だ。ボルシアMGⅡ所属の福田は、トップチームのトレーニングマッチで途中出場を果たすと、24分にゴールを決める。チームメイトからのパスは少し短くなったが、すぐさま体を入れてボールを奪うと、反転して左足のシュートをゴール右に沈めた。これが今日の決勝点に。大きなインパクトを残すに至った。
試合後、福田は「もともとトップではなくても点を取るのが自分の仕事。あと一点欲しかった」と謙虚な姿勢を貫いた上で、「短い時間でも結果を残せたのでとりあえずよかった。ここから定着できるようにまた頑張っていきたい」と喜びを口にした。
得点場面については「いいパスが来たんですけど、(最初は)収めることができなかった」としつつ、「ただ、すぐに切り替えてボールを奪って、シュートは自信があるのでいつも通り打ちました」と自身の力を前面に出したゴールだったと語っている。
今年はまずトップチームデビューを目指す年となる。ただ、それ以上に福田は「もちろんトップチームデビューは当たり前ですけど、その中でもゴールを決めるのが自分の目標」と強調。加えて、「セカンドでしっかり結果を残して、いつ呼ばれてもいいように準備して、呼ばれたら結果を残すことを心がけている」と前を向いた。
ここから板倉はアジアカップに向かうが、「戻ってきた時にトップで結果を出せていられるように」と誓った福田。新たな年、ここからさらにゴールを奪っていくことで次なる道を切り開いていく。




