ボルシア・メンヒェングラットバッハに加入した日本代表FW町野修斗が、ついに新チームで初練習を行ったようだ。クラブ専門メディア『GladbachLIVE』が伝えている。
現在25歳の町野は先月26日、2部に降格したホルシュタイン・キールからボーナス込みで移籍金1000万ユーロ(約17億1000万円)と見られる条件でボルシアMGに加入。一方で、前所属クラブでのプレシーズンからふくらはぎの負傷を抱えていたため、2日に行われたバレンシアとのテストマッチはもちろん、新チームでの練習参加も見送られていた。
しかしここにきて、ボルシアMGに朗報が届いたようだ。『GladbachLIVE』によると、町野は5日、初めてボルシアMGのトレーニンググラウンドに姿を見せ、「満面の笑みを浮かべながら」アスレティックトレーナーのフィリップ・シュミット氏のもとで個別メニューをこなしたという。
とはいえ、町野はまだ新しいチームメイトたちとの全体練習には参加していない。8日に今夏最後のテストマッチとなるブレントフォード戦を控えるボルシアMGだが、この試合で町野が出場するかどうかは依然として不透明だという。一方で、17日に予定されているDFBポカール1回戦、アトラス・デルメンホルスト戦に向けて、近日中にも状態が明らかになる見通しだと伝えられている。
なお、ボルシアMGにはDF板倉滉やFW福田師王も在籍。町野は今夏の移籍が濃厚とされる日本代表の先輩、そしてレンタル移籍の可能性が報じられている若手FWとともに、ピッチに立つ機会があるのだろうか。


