ボルシア・メンヒェングラットバッハのセカンドチームに所属する19歳FW福田師王はトップ昇格が現実味を帯びているようだ。地元紙『ライニシェ・ポスト』が報じた。
ボルシアMGは10日、16歳の頃から同クラブ下部組織で過ごして2022年夏にトップチームに昇格したルクセンブルク代表FWイヴァンドロ・ボルジェス・サンチェスとの契約延長を発表。そして、同時に主に左ウィングでプレーする19歳を今夏までの期限付きでオランダのNECに送り出すことも伝えた。
ボルジェス・サンチェスのレンタル移籍が決定したボルシアMGだが、さらにジェラルド・セオアネ監督の構想に入っていないとされるオーストリア人FWハネス・ヴォルフも今冬の移籍が考えられるという。『ライニシェ・ポスト』の見解では、それらは先日のトップチームのテストマッチで得点を挙げるなどインパクトを残す福田の立ち位置へ影響を及ぼすとのことだ。
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記事では「場合によってはU-23チーム(セカンドチーム)のシオウ・フクダが埋められるスカッドのスポットが空くことになるかもしれない」とトップチームに引き上げられる可能性が指摘されている。
セオアヌ監督は先日、同紙で「シオウに関しては大きなポテンシャルを秘めていることで我々の意見が一致している」とコメント。「短期的に彼をどうするかはスカッドの発展とそれに伴うスカッドのサイズにもよるものだ」と福田の昇格はトップチームの構成やメンバー数にもよるとしていた。