ボルシア・メンヒェングラッドバッハ(ボルシアMG)の日本代表FW町野修斗が、勝利したマインツ戦と2026年北中米ワールドカップ(W杯)の抽選結果について言及した。
ボルシアMGは5日、ブンデスリーガ第13節でマインツと対戦。2日に行われたDFBポカール3回戦・ザンクトパウリ戦でスタメン出場を飾った町野は、今節も先発起用された。試合は立ち上がりから拮抗した展開で推移した中、スコアレスで迎えた後半13分にオウンゴールで先制したボルシアMGは、最後までその1点を守り切り、ポカール敗退を払拭する勝利を手にした。
町野は「カップ戦でエネルギーのところだったり、守備のところを結構、言われていた。そこは意識して入りました」とする中で、79分に交代するまで前線の一角として精力的なプレーを披露。交代直前にはシュートチャンスを迎えたが、これは惜しくも相手GKの好セーブに抑えられ、「もうちょっとコントロールをいいところに置けたら良かった」と悔しさを口にした。
ただ、町野としては前線に怪我人が増えている中、先発出場した試合で勝利に貢献できたことは大きい。「非常にエネルギッシュで、球際であったり、走るというところはインテンシティ高くいいゲームができたと思う」とは町野の言葉。得点こそなかったが、今節見せたようなプレーを続けることが定位置確保への近道となるはずだ。
また、試合直前に行われた来年に開催される北中米W杯の組み合わせが決まったことに話が及ぶと、オランダ、チュニジア、欧州プレーオフ国との対戦に対して「面白そう」と一言。続けて、来年のW杯に向けた意気込みを語った。
「試合に出続けて、コンディションを最高の状態に持っていけるようにしたい。まずはチームがあっての代表なので、そこを忘れずに。数字を残しながらいい形でいきたいです」



