ボルシア・メンヒェングラットバッハ(ボルシアMG)のダニエル・ファルケ監督は新加入の日本代表DF板倉滉への期待を口にした。ドイツ紙『ビルト』で明かしている。
2019年1月に川崎フロンターレからマンチェスター・シティへ渡った板倉は移籍直後オランダのフローニンゲンに送り出されると、昨季はブンデスリーガ2部シャルケでプレーし、1シーズンでの1部復帰に大きく貢献。財政状況が厳しいシャルケへの完全移籍が実現しなかった同選手だが、2日にはボルシアMGが正式発表された。
そして、昨季10位フィニッシュのボルシアMGを今夏から率いるファルケ新監督はそんな板倉の獲得を熱望していたという。『ビルト』の取材で「コウはスーパーな男。シャルケで素晴らしいシーズンを送り、印象深いプレーを見せ、本当に良い形で成長した」と称賛すると、自身が2017年から2021年11月までノリッジ・シティで指揮を執っていたころから知っていたと明かした。
「イングランドにいたころから少しばかり知っていた。彼はそこではあまりプレーすることはなかったけどね。(マンチェスター・シティの)ペップ・グアルディオラとの親交があり、彼とは何人かの選手について意見交換していたのだよ」
一方で、ドイツ人指揮官は板倉のボルシアMGでの役割についても語っている。
「最高な性格を持つプレーヤーで、年齢的にも本当にちょうど良い。シャルケではリーダーの仕事をたくさん担っていた。ポリバレントな選手で複数のポジションでプレーできる。ミッドフィールドでもプレーできれば、センターバックもこなせるし、3バックでもやれる。代表やフローニンゲンでは低い6番(ボランチ)の位置でプレーしたのを見た。うちではチームに最も好影響をもたらす位置で起用するつもりだ」
「ただ、過剰に期待するのは良くない。ブンデスリーガと2部レベルでプレーするのは別だからね。新しいレベルに馴染むためには努力しなければならない。ただ、馴染むまで必要なだけの時間を与えたい。我々は彼の力を確信しているよ」
背番号3が与えられる新戦力とのコミュニケーションに関して、ファルケ監督は「問題はない」と話している。
「コウがドイツのサッカーやドイツ語をすでに少し知っているのは我々にとって重要なポイントだった。ドイツ語はもうすでに結構理解している。中心的なポジションなだけに大事なことだ。でも英語は完璧に話せるし、それもちょっとした助けになるだろう」
なおボルシアMGは3日に板倉も帯同のドイツ南部への合宿地へ移動。プレシーズン中のアピールで、レギュラーの座をつかむことに成功するのだろうか。


