ボルシア・メンヒェングラッドバッハの板倉滉は、勝利に終わったブレーメン戦で現地メディアから高評価を得ている。
ボルシアMGは15日、ブンデスリーガ第26節でブレーメンと対戦。試合はアラサヌ・プレアの2得点でボルシアMGが主導権を握るが、前半のうちに2失点を喫して試合を振り出しに戻されてしまう。それでも、後半に入りプレアがハットトリックを達成。チームのトップスコアラーでもあるティム・クラインディーンストにもゴールが生まれ、最終的に4-2で勝利し、前節の敗戦を払拭する勝ち点3を手にした。
前節、累積5枚目のイエローカードにより出場停止となっていた板倉は、今節のブレーメン戦で再びスタメン起用されてフル出場。地元メディア『グラッドバッハ・ライブ』は、最終ラインを引き締めた板倉にチーム最高点となる「2」をつけ、パフォーマンスを絶賛している。
「試合開始から25分後のアンドレ・シルバとの競り合いには入れなかったが、ブレーメンのバークがその後の得点機会を活かせなかった。そのほかは、いつものように非常に落ち着いていて冷静なプレーを見せた。エルヴェディとのコンビネーションで最終的に危険な場面を一切許さなかった」
また、現地メディア『ライニッシェ・ポスト』も「2」の評価をつけ、「板倉滉は試合の最初の35分間はほとんど難しい状況に対処する必要がなかったが、前半終盤にはチーム全体と同様にプレッシャーを受けた。この時期にシュミッドのシュートをブロックすることができた。彼が勝ち取ったヘディングの競り合いがリードにもつながった。その後、チームの最も安定したディフェンダーとなり、ボルシアMGのペナルティエリアへの縦パスに対しては注意深くスライディングタックルで対応した」と高評価を与えている。


