ボルシア・メンヒェングラットバッハは、板倉滉に対するアヤックスからの最初のオファーを拒否したようだ。
2022年夏に加入したボルシアMGで3年間にわたって守備の中心として欠かせない存在だった板倉は、昨季の高いパフォーマンスもあり今夏の去就に注目が集まっている。ドイツ『ビルト』は現行契約が残り1年を切ったことを伝えつつ、選手側が現時点で契約延長にも応じていないため、今夏はクラブにとって移籍金を得られる最後のチャンスであると指摘していた。
現在、板倉に対してはオランダからの強い関心が届き、PSVやアヤックス、フェイエノールトからの興味が伝えられていた。
板倉とアヤックスが個人合意に至ったという報道もあり、残すはクラブ間同士の交渉となっている中、移籍情報に精通するフロリアン・プレッテンベルク氏によると、ボルシアMGが板倉に対するアヤックスの最初のオファーを拒否したとのこと。提示額はクラブの評価額を大幅に下回っていたようだ。
ボルシアMGは、アヤックスとの交渉に入る上で最低1000万ユーロ(約17億円)プラスボーナスを要求しているため、合意の見通しは立っていない。また、ボルシアMGは必要であれば板倉が契約最終年に入ることを受け入れる準備ができていると伝えている。


