ボルシア・メンヒェングラッドバッハの板倉滉が、引き分けに終わったホッフェンハイム戦を振り返った。
ボルシアMGは3日、ブンデスリーガ第32節でホッフェンハイムと対戦した。試合は前半32分まで2点をリードする展開となる。ただ、前半43分に失点を許すと、後半の早い時間帯に試合を振り出しに戻される形に。その後、一度は逆転される展開となってしまったが、後半のアディショナルタイムにティム・クラインディーンストのゴールが生まれて4-4のドロー決着となった。
連敗こそストップしたが、ボルシアMGとしては少しばかりお粗末な試合だった。2点をリードするところまでは良かったが、そこから相手に主導権を渡してしまうと、ハードワークの部分で相手を上回ることができず。最後は追いついたが、失点の仕方も悪く、苦しい試合だったと言わざるを得ない。
最終ラインで奮闘した板倉も「こうなるでしょという試合をしている。もったいない」と厳しい表情を浮かべ、チームが不安定である理由を説明しつつ難しい現状を明かした。
「やはりベースとなるところが全然できていない。走る、戦う。戦術以前の問題というか、前回負けて上を目指すのが難しくなった中で、4-4で最後よく追いついたとも言えるけど、それで良しというゲームではないかなと。なるべくしてこういう展開になっているなと思います」
シーズンも残り2試合。わずかながら欧州カップの出場権を手に入れるチャンスは残っている。「こんな試合をしたいとは全く思っていない」と前を向く板倉は、残りのシーズンに向けた思いを口にした。
「まずは怪我なく終わりたいなという思いはあります。それと、次が対バイエルンということで相手も優勝がかかった試合でもある。そういう相手に対して今日みたいな試合はしたくない。(最近はいろいろニュースが出ているが)次のことを考えているわけではない。まずはチームのことを考えてやっているので、変わらず最後までちゃんと戦いたいなと思います」

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