ボルシア・メンヒェングラッドバッハの板倉滉が、勝利に終わったライプツィヒ戦で現地メディアから高い評価を得ている。
ボルシアMGは29日、ブンデスリーガ第27節でライプツィヒと対戦。試合は立ち上がりから拮抗した展開となった中、互いに得点を奪えないまま後半へと折り返した。迎えた56分に先制点が生まれる。右サイドのショートコーナーからファーサイドで板倉が右足でボレー。GKが弾いたボールをアルサヌ・プレアが押し込み、ボルシアMGが先制点を奪った。結局、これが決勝点となり、ボルシアMGが1-0で勝利を手にしている。
地元メディア『グラッドバッハ・ライブ』は、最終ラインで攻守に貢献した板倉に最高点となる「1」をつけ、ライプツィヒ戦で見せたパフォーマンスを絶賛している。
「試合開始から嵐の中の塔のような存在だった。多くの局面を毅然と処理し、前半にはオペンダに対する力強いスライディングタックルでボルシア・パルクから称賛を受けた。彼のシュートからライプツィヒのGKがはじき出したボールをプレアが決めて1-0につながった。1対1の場面では素晴らしかった。日本人選手が見せた内容は再び本当に素晴らしい！」
また、現地メディア『ライニッシェ・ポスト』は「2」の評価をつけ、「板倉はプレーの喜びとエネルギーを発散し、攻撃にも自信を持って参加した。彼のヘディングシュートからチームの先制点が生まれた。守備ではライプツィヒが大きなチャンスを作れなかったことに大きく貢献した。シャビに対する毅然としたタックルと同様に、33分にオペンダに対する重要なブロックでも称賛された」と高い評価を与えている。
