Ko-Itakura(C)Taisei Iwamoto

板倉滉が今季初ゴールを喜ぶ…ハイデンハイム戦で勝利に貢献「余裕を持って決められた」

ボルシア・メンヒェングラットバッハの板倉滉が、自身のゴールなどで逆転勝利を飾ったハイデンハイム戦を振り返った。

ボルシアMGは19日、ブンデスリーガ第7節でハイデンハイムと対戦。日本代表帰りの板倉はCBでスタメン出場となり、福田師王はベンチスタートなった。試合は序盤に先制点を入れられる試合となったが、22分に板倉がセットプレーの流れから見事なシュートを沈めて同点に追いつくと、後半にティム・クラインディーンストが2つのゴールを奪って逆転に成功。終盤に1点を返されて苦しい展開となったが、最後まで跳ね返し続けてなんとか連敗を阻止した。

この日、板倉にとっての最大のハイライトとなったのは22分の場面だ。1点ビハインドの中、クロスボールのこぼれ球が自身のもとに転がってくると、巧みなタッチから右足を振り抜き、ストライカーのような華麗なゴールを決めた。

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板倉は開口一番「いいゴールでしたね」と笑顔で一言。今季初得点を振り返りながら喜びを口にした。

「いいところにボールがこぼれてきてくれた。そこまで慌ててなかったし、余裕を持って決められた感じはありますね。距離も近かったから、そこは迷わずという感じ。一個目でいいところに置けたのが全てかなと思います。今シーズンまだ点を取れてなかったので、そこは狙っていたし、CKからも割と取れるチャンスはあるなという感覚があった。とりあえず1点取れてよかったです」

チームとしては終盤にPKで失点して以降、相手の猛攻を浴びる時間が続いた。そこに関しては「大事なところをもうちょっと埋めないといけないというか、セカンドボールもそうだし、基本的なことだけど、そういうところのポジショニングはもっと修正しないといけない」と主張。難しい時間帯こそ、「みんながアンテナを張って、この試合の中で大事なところはちゃんと帰らないといけないとし、誰かが走行距離を出して頑張るとか、そういうところを抜け目なくやらないと勝てないと思う」と今後の改善点を明かしている。

苦しい試合展開となったが、「3-2になった時にやばいやつだと一回思ったけど、結果、ちゃんとこうやって勝てたからよかった。しかもホームで2連勝できているのは大きい」と語った板倉。代表からの好調を継続し、ここからさらにチームを牽引していきたいところだ。

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