Gerardo Seoane Borussia Moenchengladbach 03152025(C)Getty Images

昨季からリーグ戦10試合勝ちなし…町野修斗所属のボルシアMG、セオアネ監督の解任を発表

日本代表FW町野修斗が所属するボルシア・メンヒェングラートバッハは15日、ジェラルド・セオアネ監督の解任を発表した。

開幕前に日本代表DF板倉滉(→アヤックス)やFW福田師王(→カールスルーエへレンタル)が移籍した一方、町野やボルシア・ドルトムントのジョヴァンニ・レイナらを獲得したボルシアMGは、リーグ戦1分け2敗と低調なスタート。14日の第3節ブレーメン戦ではホームで0-4と完敗し、翌日にクラブは監督交代を決断した。

取締役のローランド・ヴィルクス氏は公式サイトを通じて「シーズン序盤を徹底的に分析した結果、監督人事を変更する必要があるとの結論に至った。シーズンをまたいで公式戦10試合勝利がなく、ジェラルドとともに状況を好転させられるという確信を私たちは失った」とコメントした。

また、会長のライナー・ボンホフ氏は、2023年夏に就任した46歳のスイス人指揮官について「ジェラルドは困難な状況でチームを引き受け、クラブの方針に沿って成長を促し、安定させてくれた」と評価。そのうえで以下のように続けている。

「しかし、昨季の終盤は我々の期待どおりにはならず、今季のスタートも同様だった。ここで新たな刺激を与える決断は正しいものと考える。これまでの尽力に感謝し、今後の成功とプライベートの幸運を祈りたい」

なお、今夏ホルシュタイン・キールから加入した町野もいまだネットを揺らせておらず、チームもDFBポカール1回戦デルメンホルスト戦で下部リーグ相手に辛勝した以外、公式戦でノーゴールが続いている。暫定的にはセカンドチームを率いるオイゲン・ポランスキ氏が指揮を執ることも発表されている。

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