ボルシア・メンヒェングラッドバッハの福田師王が、プレシーズンマッチのバレンシア戦を振り返った。
ボルシアMGは2日、プレシーズンマッチでバレンシアと対戦した。板倉滉と町野修斗がベンチ外となった試合は、ボルシアMGが前半に1点を奪って後半へ。大幅に選手を入れ替えた後半には福田がワントップで出場し、PKによる1点を加えて125周年の記念試合を2-0で勝利した。
福田は後半頭から最後までプレー。巧みなポストプレーで攻撃を活性化させたり、見事なサイド展開のパスでチャンスメイクをするなど、見どころのあるプレーを見せた。
ただ、ストライカーとして求められる”結果”という意味では数字を残すことができず。「FWなので得点は欲しかった。チャンスメイクももっと早い段階からできたかなというふうに思うし、これからアピールしないといけない」と語り、得点を奪えなかった内容を悔いた。
今季、町野を含め新たなFWがチームに加わったことで競争はより激しくなることが予想される。移籍の可能性ももちろんあるが、福田は「日常から変わらず結果を残すことが大事だと思っていますし、自分のウィークポイントであるフィジカルの部分はもっと克服しないといけない。新しいFWが入ってきたので絶対に負けたくない」と強調。試合に出なから結果を残すことが大事だと説いた。
新たな1年に向けて「結果だけにこだわりたい。W杯も狙っていますし、そのためには数字が必要だと思う。サッカー選手としても、一人の大人としても成長できるように頑張っていきたい」と意欲を示した福田。ブンデスリーガで3年目、ストライカーとしてより結果が求められるシーズンに挑んでいく。


