ボルシア・メンヒェングラッドバッハの福田師王が、敗戦に終わったドルトムント戦を振り返った。
ボルシアMGは20日、ブンデスリーガ第30節でドルトムントと対戦した。試合は前半に板倉滉のゴールでボルシアMGが先制点を奪ったものの、41分から9分間でドルトムントが怒涛の3ゴールを奪取。後半は同点を目指して攻撃的な姿勢を貫いたが、1点を返すのが精一杯で2-3の敗戦となった。
83分から5試合ぶりに途中出場した福田は、「流れを変えるというのは考えていたし、何とか1点を決められるようにという気持ち」と持ってピッチに入ると、後半アディショナルタイムを含めて約10分間の出場となった中、前線で動き回りながらチャンスを伺うことに。ティム・クラインディーンストともに前線で起点となり、敵陣への侵入を目指した。
しかし、「レベルが高い。フィジカルもそうですし、足元の技術も上」と表現するドルトムント守備陣を相手にシュートを打たせてもらうことができず。競り合いでもなかなか勝ち切る場面は少なく、期待された結果を残すことなく試合終了のホイッスルを聞くことになった。
試合後、福田は「監督にティムが競った後のセカンドボールに行けと言われていたけど、自分のところに結構ボールが来てしまって難しかった」とうまくいかなかった状況を説明。加えて、フィジカルバトルに関しても「まだまだっすね」と唇を噛んだ。
厳しい見方をすれば、今日のパフォーマンスはアピールにつながらなかった可能性が高い。ただ、そこで下を向いていても始まらない。次のチャンスを得るためにも前に進むしかない。福田は残り4試合に向けた思いを最後に口にした。
「やはり試合に出ることが一番だけど、トレーニングからもっと結果を残してアピールをしていかないといけないなと。残り全部の試合に絡んで得点というのを見せられたらなと思います」


