ボルシア・ドルトムントFWユスファ・ムココは今夏のEUROに出場できないようだ。クラブのプロサッカー部門のチーフ、セバスティアン・ケール氏が明かしている。
昨年11月に16歳の誕生日を迎え、トップチームの公式戦への出場が許されるようになったムココ。リーグ戦14試合に出場し3ゴールを記録するも、3月末にはU-21ドイツ代表戦でのトレーニング中に足の靭帯を負傷したため、クラブでの残りシーズンを離脱することが決定していた。
そして、ムココはU-21ドイツ代表が臨むU-21 EUROの決勝ラウンドにも間に合わないことが判明。今月31日に行われるデンマーク戦までの復帰の可能性を問われたケール氏が『ルールナハリヒテン』で「ユスファはEUROには間に合わない」と明言し、「ドルトムントで焦らずにリハビリに取り組んで、プレシーズンには完全にプレーできる状態に戻ることがプランだ」と話している。
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ブンデスリーガ史上最年少のリーグ戦デビューを果たし、最年少で得点もマークしたムココは、チャンピオンズリーグ史上最年少デビューも果たしている。一方で、U-21 EUROでの大会史上最年少出場の記録は逃すことになった。