ボルシア・ドルトムントに所属するノルウェー代表FWのアーリング・ハーランドはさらに脅威的な存在になるかもしれない。ドイツ誌『キッカー』が指摘した。
今年の7月に21歳の誕生日を迎えたばかりのハーランド。2020年1月にレッドブル・ザルツブルクから加わった“ノルウェーのビースト”は2019-20シーズンの後半戦で公式戦18試合で16ゴールを決めると、続く昨シーズンは41試合で41ゴールを記録。そして、今シーズンはこれまで8試合で11ゴールをマークしている。
一方、そんなハーランドにも課題と感じる短所が存在するようだ。ドルトムントで今夏まで挙げた合計57得点のうち、ほとんどが左足によるもので、194センチの長身を誇りながらヘディングシュートはわずか「2」となっている。
自身もそれを意識しており、昨シーズンからはその短所の克服のためにドイツ代表DFマッツ・フンメルスとエディン・テルジッチ前監督と居残り練習に取り組み、今シーズンはマルコ・ローゼ新監督のアシスタントである元ドイツ代表FWアレクサンダー・ツィックラー氏と右足シュートとヘディングの練習に励んでいるという。
そして、その成果が実を結びつつあるようだ。ハーランドは現地時間19日のウニオン・ベルリン戦で挙げた2ゴールのうち最初のはすでに今季2度目のヘディング弾。「アーリングにはたくさんの強みがあるが、彼は短所も克服しようとしているんだ」と話すフンメルスはウニオン戦後、「彼はたくさんの練習を重ねているからね。それがどんな結果を呼ぶのか見られるようになっている。ヘディングを改善したことにより、きっと1シーズンの得点数が10ほど伸びるのではないかな」と期待を寄せていた。
ローゼ監督も「とても優れたヘディング技術だ」と称賛。さらに「アーリングがさらにこのようなクオリティを備えるようになるのなら、我々のこれからの相手には『おめでとう』と言いたい」と冗談を交えながらの“祝福”のコメントを口にした。
なお『transfermarkt.de』で掲載されるスタッツでは、ハーランドがこれまでドルトムントで決めた右足のシュートは「8」。それぞれを改善した完成型のハーランドはもはや想像を絶するストライカーとなるかもしれない。



