Takuma Asano-Bochum-20231111(C)Getty Images

浅野拓磨の今夏のフリー流出の可能性にボーフムSD「ボルシアMGのようなクラブが問い合わせるのは普通のこと。ただ…」

日本代表FW浅野拓磨はボーフムとの契約を延長するのだろうか。マーク・レッタウSD(スポーツディレクター)が他クラブからの関心を認めつつ、それほど心配していない様子を見せた。

ボーフムは2021年夏にセルビアのパルチザンとの契約を解消した浅野をフリーで獲得。しかし、今季公式戦17試合6ゴール1アシストと活躍のアタッカーとの現行契約は今夏まで。ドイツ誌『シュポルト・ビルト』は先日、クラブは延長に失敗し、ボルシアMGを始めとするブンデスリーガ複数クラブが同選手の獲得に乗り出していると報じていた。

一方、レッタウSDは報道に動じない模様。地元メディア『レヴィア・シュポルト』が紹介したコメントによれば「契約最終年を迎えたタク(浅野拓磨)のような選手が、いくつかのブンデスリーガクラブの興味を引き付けるのは当然のことだ」と語ると、次のように続けている。

以下に続く

「ボルシア・メンヒェングラットバッハのようなクラブがこの選手について問い合わせて話したがるのも普通のことだし、理解できる。ただ、選手側とのコミュニケーションではまず我々が延長の可能性について話し合う機会を与えられることがハッキリしている。我々が1部に残留することを前提とした上でね」

14日にブレーメンと1-1で引き分けたボーフムは第17節消化時点で勝ち点17で14位につけており、入れ替えプレーオフの16位との勝ち点差は「6」。レッタウSDはチームが1部に残留さえすれば、浅野との契約延長の可能性も低くないと考えているようだ。

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