Takuma-Asano(C)Taisei Iwamoto

ボルシアMGに5失点敗戦…浅野拓磨、ボーフムの完敗を認める「思ったような戦いができなかった」

ボーフムの浅野拓磨が完敗に終わったボルシア・メンヒェングラートバッハ戦を振り返った。

ボーフムは24日、ブンデスリーガ第23節でボルシアMGと対戦した。試合は立ち上がりこそボーフムが勢いを持って入ったが、28分にボルシアMGのナタン・ングムがCKのこぼれを押し込んで先制。これで勢いに乗ると、35分にユリアン・ヴァイグルがPKを沈めてリードを広げた。後半は打ち合いの様相となる中、最終的に5失点を献上。浅野は75分にクロスから得点の起点となるが、ゴールを奪うことはできず、ボーフムは2-5で敗れることになった。

前節のバイエルン戦ではチームとして見事な戦いを披露したボーフムだが、今節はボルシアMGを相手に守備が崩壊する形で敗戦。浅野も「なかなかボーフムとして思ったような戦いができなかった」と語り、チーム全体でインテンシティの高さが発揮されなかったことが完敗につながったと説明した。

個人としては2試合連続ゴールといかず。得点の起点になるプレーは見せたが、チームを勝利に導くパフォーマンスはできなかった。その点について浅野は悔しさを口にしている。

「守備に追われる試合はインテンシティとしてもすごく厳しい試合になりますけど、それでもボールをもった時に一つ違いを見せれるようなプレーというのは、自分としてもコンディションが良い時だけではなくて、常に発揮できるようにしたい。今日はピッチでやりながら、しんどいなと思いながらやっていた中で、そこで違いを作り出すことができなかった」

前節は快勝を収めたが、今節は結果が出なかった。それでも、浅野は「とにかく今は自分のチームで自分がやるべきことに100%集中してやるだけ」と前を向く。そして「次の試合で100%を出せる準備をしていきたい」と述べ、次なる試合を見据えていた。

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