Vincent Kompany Bayern 11262024(C)Getty Images

ドルトムントはライバルじゃない?“ゲーム”に乗らないバイエルン指揮官「大事なのは相手へのリスペクト」

バイエルン・ミュンヘンのヴァンサン・コンパニ監督は、次節でホームに迎えるドルトムントに関して、ウリ・ヘーネス名誉会長と意見が少し違うかもしれない。

ヘーネス名誉会長は先日、スイスのイベントで「リーグ優勝は約束できる」と発言。また、「我々は現在、素晴らしい位置にいる。順位表で首位に立っているんだ。唯一本当のライバルであるレヴァークーゼンとRBライプツィヒは、はるか後ろにいるね」と語った。ドルトムントをライバル視していない様子をうかがわせたこの発言は、ドイツサッカー界で話題となっている。

そして、ブンデスリーガ第12節の“デア・クラシカー”戦前の会見に出席したコンパニ監督に対して、記者は名誉会長の発言を引き合いに出しながら「貴方はそれでもドルトムントを優勝争いのライバルと見るのか?」と質問。これに対し、ベルギー人指揮官は首を振りながら笑い、「失礼、これについては英語で話そう」と断ってから、余裕のある表情で返答している。

「これは一種のゲームであることは知っている。ウリ・ヘーネスが何か言ったら、君たちはここに飛んできてすぐにも『クリストフ・フロイント(スポーツディレクター)はどう考える?』、『ヴァンサンはどう考える?』と聞きたがるよね(笑)」

「私の意見は限りなくシンプルなものだ。まず、このクラブのためにあれほど尽くした彼(ヘーネス名誉会長)を最大限にリスペクトしていることを言いたい。そして、彼は話したいと思ったことを何でも話してもいい。それこそ理解してほしい」

「その次にあるのは、我々のこれについての考えだ。我々は単にトップクラスのチーム相手に、トップクラスの試合に臨むだけだ。ドルトムントが何を象徴するかについてはさっきも話したが、ドルトムントにとってだけではなく、我々バイエルンにとってもシーズン最大級のビッグゲームとなる」

「それに、シーズン前には我々は優勝候補にすら入ってなかったことが記憶にある。レヴァークーゼンの人たちがそう言っていただろう?『ライプツィヒとシュトゥットガルトあたりがライバル』と言っていたんだ。『バイエルンはちょっと難しくなるのでは』とね。でも、そういうコメントはいつだってあることだ。大事なのは相手をリスペクトすることだよ」

なおバイエルンは、今季ブンデスリーガで唯一無敗を守り、勝ち点29(9勝2分け)で首位を独走中。一方でドルトムントは、ヌリ・シャヒン新監督の下でホームは全勝するも、アウェーでは勝利なし。勝ち点19(5勝1分け4敗)で5位につけている。

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