元ドイツ代表のローター・マテウス氏はヴァンサン・コンパニ監督が率いるバイエルン・ミュンヘンのプレースタイルを絶賛した。ジョゼップ・グアルディオラ監督が指揮を執った頃のバイエルンよりも魅力的なサッカーを見せているという。
バイエルンOBでもあるマテウス氏はドイツ『スカイ』のコラムでこれまでのバイエルンのパフォーマンスを分析。「私は日曜日に『Sky90』(トーク番組)でバイエルンは現在、ペップ・グアルディオラ時代より良いプレーをしていると話した。バイエルンがいつかグアルディオラの頃のような成功を掴むかどうかはまだわからないが、私はヴァンサン・コンパニの下でのサッカーの方が好き」と前置きし、次のように記した。
「グアルディオラの下でもハイプレス、スピーディーなパスワーク、頻繁なポジションチェンジはあったが、ここまで明確な形ではなかった。(今の)プレーは横や後方より前方に向かう傾向が強い」
「土曜日の試合でのレヴァークーゼンの低い位置での守備相手にはそうもいかないこともあるが、常に攻撃モードに切り替えようとする。それにより、これまでバイエルンで見たことないほどプレーが魅力的になっている。攻撃的な選手が前方に行けば、右のボランチが右後ろへ、左のボランチが左後ろへとポジションを落とす。すべて流動的だし、偶然に任せているようにも見えない」
マテウス氏は昨季は批判が集中したDFキム・ミンジェやダヨ・ウパメカーノも称賛している。
「CBたちも1対1のリスクを冒すようになった。ここ12カ月間、妥当な批判を受けていたキムやウパメカーノだが、2人とも安定感を取り戻し、自信のある姿を見せている。土曜日のキムを見ると、彼がなぜ2年前にはイタリアのリーグで最優秀のDFだったのか納得できる。(ハリー)ケインや(ジャマル)ムシアラらだけではなく、目立たない選手たちもとても良い仕事をしている」
なおマテウス氏はコラムの中でコンパニ監督の人間性の高さ、選手たちの扱いの上手さなども評価。それらが最終的に新たなチームスピリットが築かれることにつながったと見るようだ。


