Max Eberl Bayern 2025(C)Getty Images

伊藤洋輝&デイヴィス復帰のバイエルン、冬の補強はなしか…幹部明言「積極的に補強を行う必要はない」

バイエルン・ミュンヘンは、今冬の移籍市場での補強は見送る方針のようだ。強化責任者のマックス・エーバル氏が説明している。

今夏の移籍市場ではMFフロリアン・ヴィルツやFWニック・ヴォルテマーデらの獲得に失敗し、新シーズンに向けた戦力面に不安の声があがっていたバイエルン。さらにリヴァプールからFWルイス・ディアス、チェルシーから期限付きでニコラス・ジャクソンらアタッカーを獲得した一方で、守備陣の補強はDFヨナタン・ターのみとなり、周囲からは疑問の声が上がっていた。

そんなバイエルンだが、開幕からここまで絶好調。ブンデスリーガでは12勝1分け無敗で首位を独走し、チャンピオンズリーグのリーグフェーズでも5勝1敗で2位に位置している。そして、エーバル氏は現在の戦力に自信を見せた。

強化責任者は9日のスポルティングCP戦前に『DAZN』に対し、「ヒロキ(伊藤洋輝)はすでに復帰しているし、フォンジ(アルフォンソ・デイヴィス)も今日メンバー入る。それにジャマル(ムシアラ)も近々復帰する予定だ」と述べ、「つまり、我々の補強は内部からのものだ」と語った。

さらに同氏は、「正直に言うと、今のところ新しい選手を獲得する予定はない」と明言。「我々の選手層は非常にまとまりがあり、エキサイティングだし、バランスも良いと考えている。新しい選手が入ると役割があいまいになり、不安定さを招く可能性もある。現時点では、積極的に補強を行う必要はないと判断している」と付け加え、現状への満足感を示した。

なお、バイエルンが3-1で勝利したスポルティングCP戦の88分、デイヴィスは先月のフライブルク戦で約8カ月ぶりに復帰した伊藤とともに途中出場。カナダ代表の左サイドバックにとっても、約8カ月ぶりの実戦復帰となった。

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