サガン鳥栖は28日、MF福井太智が2023年1月よりバイエルン・ミュンヘンに完全移籍することを発表。同日にバイエルンの公式ウェブサイトでは、アカデミー・チーフやアカデミーの強化部長のコメントが伝えられている。
現在18歳の福井は、鳥栖の下部組織育ちで昨夏にJリーグデビューを飾り、今年3月にプロ契約を締結。そして今夏には、元アルゼンチン代表のマルティン・デミチェリス氏が率いるレギオナールリーガ・バイエルン(ドイツ4部リーグ相当)に所属するバイエルンのセカンドチームでトレーニングに参加していることが報じられていたが、2025年までの契約で来年1月1日に加入することが正式に発表された。
そして、新天地となるクラブは福井への期待のコメントも紹介。アカデミー・チーフであるヨヘン・ザウアー氏は、「タイチは今年の夏、数週間うちのアマチュアチームの練習に参加し、印象に残る形でアピールに成功した。彼がウィンターブレイク後に我々のためにレギオナールリーガ・バイエルンでプレーすることを我々は嬉しく思う」と喜びを語った。
アカデミー強化担当のホルガー・ザイツ氏は、「興味深いタレントで、テクニカルな攻撃的ミッドフィールダー。素早くてドリブルも優れている」と福井の特徴に言及。「逞しいパーソナリティも、彼の将来性への確信につながった」とも続け、その性格や姿勢も高く評価した様子をうかがわせている。
なお地元紙『tz』は、福井が2013年にはバルサアカデミー福岡校のMVPに輝いたことも紹介。そして、バイエルンが鳥栖に支払う移籍金は40万ユーロ(約5600万円)だと伝えた。『transfermarkt.de』での評価額は7万5000ユーロ(約1050万円)となっているが、獲得のためその5倍以上の金額を投じることになるようだ。


