オリヴァー・カーンCEO(最高経営者)をめぐるバイエルン・ミュンヘンの対応が注目を集めている。
バイエルンは2位で迎えた27日の最終節ケルン戦で、終了間際にジャマル・ムシアラが勝ち越しゴールを挙げて2-1で劇的勝利。2ポイント差で首位を走っていたボルシア・ドルトムントはホームでのマインツ戦を2-2で引き分けたため、得失点差で上回るバイエルンがブンデスリーガ11連覇を成し遂げた。
さらに、クラブはケルン戦前から報じられていたカーン氏と強化担当のハサン・サリハミジッチ役員の退任を試合後に正式発表している。
カーン氏は体調を崩したためにケルンへ同行しなかったと伝えられていたが、試合直後にチームに向けて「君たちとこのパフォーマンスをものすごく誇りに思う! 君たちと一緒に祝いたかった」とツイート。「だが残念ながら私は君たちのところにいることができない。クラブから禁じられたからだ。来シーズンを楽しみにしている。次は12回目の優勝(12連覇)にとどまらない! みんなに祝ってもらってくれ! 」とも綴っていた。
そして、カーン氏は試合翌日の記者会見前に再びツイート。「解任を伝えられて私がブチギレたという情報はまったく事実ではない。冷静で合理的な話し合いだった。私はただなぜその決断をそこまで前倒しにする必要があるのか不思議に思っただけだ。私は土曜日の午前中に試合を立ち会えないことを知らされた。その決定も冷静に受け止めた。当然失望しているが、この優勝をものすごく喜んでおり、チーム、監督、そして我々のファンたちにとっても嬉しいことだと思っている」と強調している。
記者会見に臨んだヘルベルト・ハイナー会長は、サリハミジッチ氏が試合に立ち会ってチームに別れを告げた一方で、カーン氏をケルンへ同行させなかった理由を明かしている。
ハイナー会長はオリヴァー氏のツイートについて「少しばかり不思議に思う」と戸惑う様子。同会長とウリ・ヘーネス前会長は木曜日(25日)午前の時点にカーン氏とサリハミジッチ氏とのミーティングを開き、決断を伝えたという。
だが、サリハミジッチ氏とは違ってカーン氏との話し合いは「あまり上手くいかなかった。とても感情的だった」と明かすと、「結局、関係を穏便に終わらせることに関しては合意に至らなかった。そのため金曜日の夜に理事会が臨時会議を開き、オリヴァー・カーンの解任を決議した。従って、当然ながら彼は土曜日にはケルンへ同行することができなかったということだ」と説明した。


