20220917Yann Sommer_BorussiaMG(C)Getty Images

バイエルン、GKゾマーの獲得を正式発表!シーズン再開前日に11億円の取り引きが完了

バイエルン・ミュンヘンは19日、ボルシア・メンヒェングラットバッハ(ボルシアMG)からスイス代表GKヤン・ゾマーを獲得したことを発表。2025年までの契約を締結した。

バイエルンはドイツ代表GKマヌエル・ノイアーがカタール・ワールドカップ敗退後に山スキー中に下腿部を骨折し今季絶望に。代役としてモナコに送り出されているGKアレクサンダー・ニューベルのレンタルバックやクロアチア代表GKドミニク・リヴァコヴィッチの獲得に乗り出す可能性なども伝えられていたが、ここ数日間ゾマーを迎えることが決定的となっていた。

そして19日、クラブはついにゾマーの獲得を発表。34歳のベテランGKは新天地の公式ウェブサイトで「FCバイエルンでの新しいタスクをとても楽しみにしている」と喜びを語り、「パワーのある大きなクラブで、何度も対戦してきている。このクラブの計り知れないクオリティや魅力については把握している。FCバイエルンの一員になれたことを誇らしく思う」などと話すと、古巣クラブに向けては「8年半の素晴らしい年月を過ごさせてもらい、そしてこの移籍を可能にしてくれたボルシアMGに感謝を告げたい」と続けている。

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また、強化担当のハサン・サリハミジッチ役員は「マヌエルの離脱に反応しなければならなかった。我々は今シーズン大きな目標を成し遂げることを望み、そのために欧州ベストのGKと考えるヤン・ゾマーと契約を結んだ」と説明。「ヤンは長年スイス代表の守護神を務めてきた上、チャンピオンズリーグの経験も持つプレーするタイプのGKで、その向上心や性格はうちのチームに非常に上手くフィットすると考える。ボルシアMGには建設的な交渉ができたことを感謝したい」とも話していた。

なお『ビルト』や『キッカー』などドイツ複数メディアによれば、バイエルンがボルシアMGに今夏に契約が満了のゾマーに支払う移籍金は800万ユーロ(約11億円)+ボーナスだという。また、19日にすでにチーム練習に参加しゾマーは現地時間20日に行われるブンデスリーガ第16節のライプツィヒとのアウェーマッチに早速スタートすると見られる。

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