バイエルン・ミュンヘンのカール=ハインツ・ルンメニゲCEO(最高経営責任者)は、オーストリア代表DFダヴィド・アラバの残留に難色を示すも、諦めてはいないようだ。ドイツ誌『シュポルト・ビルト』が伝えている。
バイエルンのヘルベルト・ハイナー会長は先日、『BR』のスポーツ番組に出演した際、来夏に契約が満了するアラバ側との交渉の状況に言及。3度目と言われる交渉が10月末の期日まで合意に至らなかったため、「これからオファーを提示するつもりはないということだ」と実質契約延長の交渉が決裂したと述べていた。
この件についてルンメニゲCEOもコメント。アラバが「今シーズン終了後にバイエルンから退団することは避けられないのか」と問われ、「それは分からない」と返答すると、「我々は2週間前に彼や彼の父のジョージ氏やピニ・ザハヴィ代理人とミーティングをした。話し合いは雰囲気的にも悪くなかった」と振り返りつつ「ただ、一つ言わせてもらいたい。我々はこの数カ月間堂々巡りを繰り返している」と認めた。
同CEOは続けて、「とある時点には新シーズンに向けた計画に入り、ダヴィドが残るのか否か、知る必要がある。だから、この時点での決断は重要だった」と強調。また、「特にこのようなコロナ禍の時期には選手にクラブを理解してほしい。とてつもない損失を被ることになる。我々のスタジアムには8カ月前から観客がいない。損失は1億ユーロを超える可能性が十分に考えられる」とクラブの財政状況への理解を求めつつ、このようにも語っている。
「選手たちは居心地が良いと感じ、ダヴィドの場合、彼がこれほどの成功をつかんでいるクラブに残ることがベストと考える。クラブでは全員同じ考えだと思う。我々は全員ダヴィドが残ることを望んでいる。彼は素晴らしい人物だし、最高なプレーヤーだ」
なおルンメニゲCEOは「ダヴィド・アラバは自分自身の決断を下す必要がある」とも話し、交渉の扉が完全に閉ざされていない様子をもほのめかした。2008年にバイエルン下部組織に加入した28歳の同選手の動向には今後も注目が集まりそうだ。
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