バイエルンのヨズア・キミッヒの将来は、今後数週間から数ヶ月で明確になるようだ。『キッカー』が伝えた。
現在29歳のキミッヒは、2015年にバイエルンに加入するとこれまで公式戦390試合以上に出場。8度のブンデスリーガ優勝やチャンピオンズリーグ制覇など、数々のタイトルを獲得してきた。ただ、今夏の時点でキミッヒとバイエルンの現行契約は残り1年となっており、ドイツ『スカイ』などは、バイエルン側が契約延長しなければ移籍金の発生する今夏に売却する考えであると伝えられていた。
そんな中、バイエルンのスポーツディレクターを務めるマックス・エーベル氏は『Sport1』の取材に対し、今後数年間、ジャマル・ムシアラとともにクラブの顔としてクラブに引き続き所属すべきだと主張。キミッヒがミュンヘンで「とても、とても快適に感じている」と語りつつ、過去にキミッヒが完全に満足していなかったかもしれない問題がいくつかあったと明かしている。
エーベル氏はまた、パリ・サンジェルマンが大きな関心を示したことを明かし、キミッヒ自身も「PSGとも話をした」と強調。だが、ヴァンサン・コンパニ監督が就任したこともあり、再び彼を重用するようになったことで信頼を寄せ、近いうちに将来についての最初の話し合いが行われることになるようだ。またエーベル氏は「契約の詳細をまだ明確にする必要がある。いつかはお金の話をしなければならない」と続けたものの、クラブとして残留させる計画を進めていることを語っている。
