バイエルン・ミュンヘンに加入したハリー・ケインだが、将来的なプレミアリーグ復帰の可能性とアラン・シアラー氏のゴール記録を追いかけることを否定しなかった。
ケインは土曜日にトッテナムからバイエルンへ移籍。その日の夜に行われたドイツのスーパーカップでベンチ入りし、チームはRBライプツィヒに0-3で敗れたものの、後半途中からさっそく新天地でのデビューを飾った。
その翌日、イングランド代表のキャプテンは記者会見で正式にお披露目され、取材陣の質問に対応。そこでケインは、プレミアリーグでやり残した仕事があることを否定しなかった。
「もちろん(スパーズを去るのは)常に厳しい決断だ。僕は人生の19年間トッテナムにいたから、クラブが僕と、そして僕の心とつながっていることは誰もが知っている。ただ、結局のところ、僕はプロで常に自分の限界に挑戦してきたし、今がその時だと思ったんだ。最高のレベルでプレーし、チャンピオンズリーグでプレーし、毎年タイトルを獲る必要があったんだ」
続けて、さまざまな可能性を残していると語りつつも現在はバイエルンに集中していることを強調した。
「だから、バイエルンから接触があったこともあって考えた末の決断だったんだ。もちろん人々は記録を話題にし、シアラーについて語るだろう。でも、僕のキャリアにはまだたくさんの時間が残っている。今はこのクラブで何かを成し遂げようとすること、自分自身をプッシュすること、チームをプッシュすること、そしてこのクラブで新たなレベルに到達することに集中するよ」
バイエルンで4年契約を結んだケインは、プレミアリーグ通算最多得点記録を持つシアラー氏と現在47ゴール差だが、いつの日かイングランドに戻ってゴール記録に挑戦するのだろうか。




