Harry-Kane(C)GettyImages

ケイン獲得が難航中…バイエルンの交渉に元ドイツ代表MFが喝「トッテナム会長が望む金額を支払うべき」

かつてバイエルンやリヴァプールで活躍したディートマー・ハマン氏は、バイエルンがケイン獲得に失敗することは「大惨事」と語り、バイエルンにトッテナムの要求に応じるよう促した。『Sky Germany』が伝えた。

トッテナムはここ数週間の内に、ケインに対するバイエルンからの7000万ポンド(約130億円)、8000万ポンド(約150億円)、8600万ポンド(約160億円)の3回のオファーを拒否したと報じられている。

そんな中、ハマン氏は『Sky Germany』の取材に対し、バイエルンのケインに対する交渉の進め方について自身の見解を口にした。

「バイエルンはケインと共に窓から身を乗り出したんだ。ケインはミュンヘンに行きたいと言った。バイエルンは知らなければならない。バイエルンがケインという名を公の場で口にし、彼とここまで窓から身を乗り出したのであれば、バイエルンはトッテナムが望むお金を支払わなければならないんだ。選手を失望させた上に変化も生じないのであれば、世間的なイメージという点でそれは”破滅的”だ。

そして、バイエルンはトッテナムのレヴィ会長がタフな交渉人であることに気づくべきだった。数週間前にウリ・ヘーネス(バイエルンの名誉会長)は『トッテナムはいずれ屈服するだろう』と発言した。その発言は何の意味もなさなかった。ヘーネスは全体を甘く見ていて、ケイン自身がトッテナムに対しプレッシャーをかけるとでも思ったのだろう。

ケインはバイエルンに対しプレッシャーをかけていたのかもしれない。しかし、この一連の騒動は選手にとってフェアではないだろう。ケインはバイエルンに対してコミットしているし、ファンにもミュンヘンに行きたいと伝えている。バイエルンとしても、トッテナムのレヴィ会長が望む金額を支払うべきなんだ」

報道によると、ケインはトッテナムのアンジェ・ポステコグルー新監督の哲学に感銘を受け、来シーズンもトッテナムに残る準備をしているという。ただ、ケインは新契約のオファーを拒否しているとも伝えられており、残留か新たな挑戦、どちらに踏み出すのだろうか。

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