バイエルン・ミュンヘンMFヨズア・キミッヒはクラブとの契約延長に近づいているようだ。ドイツ誌『キッカー』で、自ら示唆した。
2015年夏にバイエルンに加入して以来、絶対的なレギュラーとして数々のタイトル獲得に貢献してきたキミッヒ。ドイツ代表では現在キャプテンを務め、クラブレベルでも輝かしいキャリアを築いている30歳だが、バイエルンとの現行契約は今季限りとなっており、先日にはクラブ側が延長オファーを撤回したとの報道も浮上していた。
一方で、その報道から一転して、新契約に向けた交渉が順調に進んでいる模様。キミッヒは、チャンピオンズリーグのレヴァークーゼンとの第2戦後に自身の去就について「数日以内に決着がつくはずだ」と前置きした上で、「あとは一緒にボールをゴールラインの向こうに運ぶようにしなければね」と表現し、新契約の締結を得点に例えた。
交渉が長引いた理由について、キミッヒは「もちろん、僕たちがどんなプレーを見せていたかも影響した」とコメント。「冬の前にも言ったが、3日1試合のペースが続けば、全体像を見るのが難しくなる。いつも気持ちの部分で直前の試合に左右されるからだ」と説明した。
キミッヒはさらに、「僕は(ヴァンサン・コンパニ)監督とも、非常に良い方向に進んでいると感じている。自分たちのプレースタイルは見てて楽しいと思う」と手応えを語った。「僕にとって大切なのは、ドレッシングルームに座って、『自分たちはチームだ』と感じられること。それは、みんなと和気あいあいという意味ではなく、ピッチ上での競争が重要だということだ」とも語っている。

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