バイエルンは6日、以前から噂されていたジェローム・ボアテングの復帰はないと発表した。
現在35歳のボアテングは、2011年から2021年に渡ってバイエルンに在籍。その間、9度のリーグ制覇や5度のカップ戦制覇、2度のチャンピオンズリーグ制覇など、数々のタイトルを獲得した。2021年にフリートランスファーでリヨンへと移籍するまで、バイエルンで360試合以上プレーするに至った。
現在フリーエージェントとなっているボアテングは最近、バイエルンの練習に参加。クラブは獲得を目指していると伝えられていた。だが、ボアテングが家庭内暴力で裁判沙汰になっているにもかかわらず、選手との再契約を考えていることに関して周囲が批判。サポーターたちは土曜日の夕方までにクラブがボアテングとの関係を断ち切らなければ、日曜日に行われるフライブルクとの試合を観戦しないとまで脅していた。
そういった状況もあってバイエルンは復帰しないことを発表した形だ。最終ラインに怪我人を抱えている中、インターナショナルウィークが終わるまでは難しい選手選考になりそうだ。
