バイエルン・ミュンヘンのアルフォンソ・デイヴィスは、年内に実戦復帰を果たす見通しのようだ。ヴァンサン・コンパニ監督が明かしている。
カナダ代表DFのデイヴィスは今年3月の代表戦で右膝の前十字靱帯を断裂。長期離脱を強いられ、2月に右中足骨を再骨折した伊藤洋輝や7月に腓骨骨折を負ったジャマル・ムシアラとリハビリに励んでいた。
そして、先月22日のブンデスリーガ第11節フライブルク戦で実戦復帰を果たした伊藤に続き、デイヴィスも近々にピッチに戻ってくるとのこと。6日のシュトゥットガルト戦に向けた記者会見でコンパニ監督は、「すべて順調にいけば、マインツ戦で初めて出場時間を得られるかもしれない」と、14日のホームマッチでのメンバー入りを明言した。
一方で、「復帰は間近だが、明日はまだ無理だ」とシュトゥットガルト戦でのメンバー入りは否定。また、ミッドウィークのチャンピオンズリーグ、スポルティングCP戦でのメンバー入りの可能性こそ示唆したものの、あくまで試合当日のプロセスに馴染ませるためであり、この試合での起用はないことも明かした。
なお、コンパニ監督はムシアラの状態について、「クリスマス前に何度かチーム練習に参加できれば、私たちは十分満足だ」とコメント。「そうなれば、2026年は彼の年になるかもしれない」と微笑みを浮かべた。



