Sandro Wagner 2024(C)Getty Images

アウクスブルク、元ドイツ代表FWのワグナー氏が新監督に…6月末で代表アシスタント退任

アウクスブルクは28日、来シーズンからサンドロ・ワグナー氏が指揮を執ることを発表した。

現在37歳のワグナー氏は、現役時代にバイエルン・ミュンヘン、ブレーメン、ヘルタ・ベルリンなどでプレーした元ドイツ代表FW。2020年夏に中国スーパーリーグの天津泰達を最後にスパイクを脱いで以降、当時4部所属だったウンターハヒング(2021年夏〜23年夏)を率い、その後はドイツ代表チームのアシスタントコーチを務めていた。

そして、今夏限りでドイツ代表のコーチ陣からの退任を表明していたワグナー氏が、今回、初めてブンデスリーガ1部クラブの監督に就任。アウクスブルクの公式ウェブサイトによれば、契約期間は2028年までの3年間で、ワグナー氏は次のように喜びを語っている。

「ブンデスリーガで監督として働くことが私の目標だった。話し合いを通じて、アウクスブルクでの仕事が自分にとってまさに正しい一歩であると確信した。FCAは明確な哲学を持っており、それは私のプレースタイルの考え方と非常によく合っていると思う」

「私はクラブとともに成長していきたいと考える若い監督だ。アウクスブルクは、そのための枠組みが素晴らしく整っている。FCAは私と同様にとても野心的で、良い組織体制と素晴らしい環境を備えている。チームには大きなポテンシャルがあり、一緒に取り組めることをとても楽しみにしている」

なお、今シーズン中盤にはリーグ戦6試合連続無失点を記録するなど一時は好調だったアウクスブルクだが、終盤に4連敗を喫して12位でフィニッシュ。その後、イェス・トールップ監督とマリンコ・ユレンディッチSD(スポーツディレクター)の解任が発表されていた。

広告