Masaya Okugawa Augsburg 12092023(C)Getty Images

アウクスブルク監督が語った奥川雅也の印象…「ファイナルサードのスペースで活きるものを持っている」

アウクスブルクのFW奥川雅也は出場機会が増えるかもしれない。イェス・トールップ監督が、前節で実戦復帰を果たしたアタッカーの印象を語った。

今夏にアルミニア・ビーレフェルトからやって来た現在27歳の奥川。プレシーズン中の負傷でシーズンに出遅れ、10月末の第9節ヴォルフスブルク戦に途中出場し、ようやく新天地デビュー。11月にも今度はテストマッチで足首を負傷したアタッカーだが、今月9日の前節ブレーメン戦で実戦復帰を果たしていた。

10月に半ばからアウクスブルクで指揮を執るトールップ監督だが、16日の第15節ボルシア・ドルトムントとのホームマッチに向けた記者会見でそんな奥川について言及。「彼は良い方向に向かっているよ。毎日、ベストを尽くそうと頑張っている」と練習での様子を語ると、その特徴についてこう続けた。

以下に続く

「彼はファイナルサードのスペースで活きるものを持っている。個のクオリティに関しても、彼の過去のデータを見れば、ゴールやアシストを決められることがわかる。今は彼にチャンスを与える正しいタイミングを待つだけだ」

なおトールップ監督の就任後、6試合負けなし(3勝3分け)と調子を上げていたアウクスブルクは0-2で敗れたブレーメン戦で約7週間ぶりに黒星。デンマーク人指揮官はドルトムント戦では「バスを停めることはない」と引いて守るようなアプローチを望まないことを強調していた。

広告