日本代表MF堂安律は、今夏以降もアルミニア・ビーレフェルトに残る可能性がないようだ。ドイツ『キッカー』が伝えている。
昨夏にPSVからの買い取りオプション付きのレンタルで加入した堂安。初のブンデスリーガ挑戦となった昇格組ビーレフェルトではすべての公式戦に出場し、チームトップタイの5ゴールをマークするなどで残留に大きく貢献。しかし、コロナ禍の影響により収益減に苦しむクラブは完全移籍での獲得を見送る判断を下した。
ビーレフェルトは500万ユーロとされる買い取りオプションを行使せず。サミール・アラビSD(スポーツディレクター)は『キッカー』に対し、「リツは間違いなく我々を強くしてくれた」と語るも完全移籍での獲得については「ノーチャンスだ。リツは我々から去って行く」と断言。同誌によれば、今夏に獲得して将来より高い価格で売却することも考えないという。
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一方、オランダ『Voetbal International』曰く、PSVは堂安のビーレフェルトでのパフォーマンスに満足しているとのこと。同クラブのロジャー・シュミット監督やジョン・デ・ヨングTD(テクニカルディレクター)がドイツでのそのプレーに好印象を受け、再評価していると伝えられている。