ウニオン・ベルリンの遠藤渓太、日本人対決でブンデスリーガ初ゴールも無念の負傷交代…堂安が先発のビーレフェルトは泥沼5連敗

endo(C)Getty Images

ウニオン・ベルリンに所属する遠藤渓太がブンデスリーガ初ゴールをマークした。

ブンデスリーガ第7節のウニオン・ベルリン対ビーレフェルトが7日に開催された。この試合では、今夏に横浜F・マリノスから期限付き移籍でウニオン・ベルリンに加入した遠藤、そしてビーレフェルトに所属する堂安律という2人の日本人選手がそれぞれ左と右のウイングとして先発した。

加入後リーグ戦初先発となった遠藤は、開始1分ほどでミドルシュートに持ち込むなど積極性を見せる。すると、その姿勢でゴールを呼び込む。右サイドで抜け出したベッカーが折り返しのボールを入れると、正面に走り込んでいた遠藤が右足での冷静なフィニッシュでネットを揺らす。一度はベッカーがオフサイドの判定となったが、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)での確認の結果、オフサイドはなし。ゴールが認められ、遠藤のブンデスリーガ初ゴールによりウニオン・ベルリンが先制する。

このゴールで勢いづいたウニオン・ベルリンは続く13分、ペナルティアーク付近からアンドリッヒが鋭いシュートを突き刺して追加点を得る。良いムードだったが、18分にはアクシデント。ハムストリングあたりを痛めた様子の遠藤がプレー続行不可能となり、ピッチから退くことになってしまう。

前半のアディショナルタイムにはベッカーが3ゴール目を決めたウニオン・ベルリン。52分にはゴギアが獲得したPKをクルーゼが冷静に沈めて4点差とする。対するビーレフェルトは右サイドで堂安が絡みながら良い形をつくろうとするが、なかなかゴールに迫ることができない。厳しいマークに遭った堂安も82分にベンチへと退く。

その後、89分にはウニオン・ベルリンのトイヒャートがダメ押しの5点目を奪取。連勝のウニオン・ベルリンが6戦負けなしとした一方、大敗したビーレフェルトは泥沼の5連敗となっている。

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