ユヴェントスを退団したジャンルイジ・ブッフォンに対してポルトガルの5部に相当するリーグでプレーするベレネンセスが興味深いオファーを提示したようだ。
2001年にパルマからユヴェントスに加入したブッフォン。2018年に1シーズンだけパリ・サンジェルマンでプレーするも、20年間在籍したユヴェントスでは公式戦685試合に出場し、セリエAを10回、コッパ・イタリアを5回制するなどイタリア国内で数々のタイトル獲得に貢献してきた。
しかし今季のチームはセリエA10連覇を逃しており、ブッフォンはチームの将来を危惧して「これ以上邪魔するつもりはない」と語るなど、シーズン終了後にユヴェントス退団を表明していた。
一方で43歳となったレジェンドは「もし、僕よりクレイジーな人が連絡をくれたとして、素晴らしいものを想像できるならばその人についていくよ。それが人生さ」と、現役続行に前向きな姿勢を見せている。
これに反応したのが、ポルトガルのベレネンセス。かつてはプリメイラ・リーガに所属しながらも2018年に破産したことで7部へ降格した。現在は1部リーグ復帰を目指して5部でプレーしているチームだ。
報道によると、ブッフォン獲得に向けて本人に次のような一通の手紙を送ったようだ。
「アタナがチャレンジを求めており、クレイジーで刺激的な提案に耳を傾けてくれると聞いています。リスボンに来て、ポルトガルのサッカー界の地位向上に貢献してもらえませんか？」
「我々は選手のための寮を持っています。地味な空間ですが、きっとそこにいる全ての選手がアタナに寝床を提供してくれるでしょう。もちろん、テージョ川を見下ろす一軒家を選ぶこともできますし、それはあなたの選択次第です」
「また、契約の際にはMAAT（リスボンの美術館）の年間パスを1枚入れておきます。それ以外にも国立コーチ博物館、発見のモニュメント、ベレンの塔、ジェロニモス修道院などユネスコの世界遺産を見学するためのファミリーチケットを1週間に1枚提供します」
「さらに契約にはポルトガルの代表的なお菓子であるパスティス・デ・ベレンを週に6個お送りすることも含まれています。食事を変えて楽しむことができるでしょう」
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