マンチェスター・ユナイテッドのMFブルーノ・フェルナンデスが自身の将来についてほのめかしている。『チャンネル11』が伝えた。
2020年1月にマンチェスター・Uへ加入したブルーノ。これまで公式戦307試合出場103ゴール93アシストを記録し、FAカップやリーグカップ優勝の立役者になってきたポルトガル代表MFだが、今夏にはサウジアラビアの強豪アル・ヒラルが巨額のオファーを提示したことが伝えられていた。しかしそのオファーを断って残留し、6月の会見では「幸せでいたいんだ」と明かしている。
ブルーノは「いつも、もう必要とされていないと感じるまで一箇所に留まりたいと言ってきた。クラブが100%私を必要としていないと確信した瞬間、クラブに話して移籍したいと伝えるつもりだ」と今後について明言。さらに、キャリア後半のプレー場所についてもこう話した。
「スペインリーグでのプレー経験はまだないので挑戦したい。イタリアでは主要タイトルを争うクラブでプレーしたい。イタリアでの生活は本当に楽しかった。今もイタリアとの繋がりは多く、娘はイタリアで生まれ、いつも『イタリア語を話せるようになりたい』と言っている。もし娘にそれを叶えつつ、トロフィー獲得という大きな目標を掲げるイタリアクラブでプレーできるなら、それは興味深い選択肢だ」
また、母国ポルトガルへの復帰については「かつて幸せだった場所に戻るのは、自分が残したイメージを損なう可能性がある。愛情と敬意から、私の第一希望はスポルティングだ。しかし、自分が築いた美しいイメージを台無しにしたくない。家族の事情があっても、ポルトガルに戻りたい。ただ、過去の功績だけで戻るのではなく、何かを貢献できるからこそ戻りたいんだ」と話した。



