マンチェスター・ユナイテッドMFブルーノ・フェルナンデスが、サポーターへの思いを語った。
昨年1月に加入し、これまで公式戦56試合で30ゴール20アシストを記録するなど、圧倒的な成績を収めてきたブルーノ。しかし新型コロナウイルス感染拡大の影響によるスタジアム閉鎖によって、観客の前でプレーしたのはたった4試合に留まっている。
そんな26歳のポルトガル代表MFだが、スタジアムへ入場できないサポーターに少しでもスタンドにいる気分を味わってもらうために、全力でゴールを祝うことを心掛けているようだ。クラブ公式サイトで語っている。
「得点が決まったら、祝いたくなるものだよね。選手の中には祝おうとする感覚がない人もいるけど、それはスタンドに誰もいないからだと思う。僕らは自分たちのやり方で祝って、ファンがそこにいるかのように雰囲気を盛り上げないといけないんだ」
「僕らが無観客で試合をするようになった際、ファンに『ゴールが決まった時には俺たちがそばにいるかのように祝ってくれ』と言われたことがある。それもあって、心掛けているんだ」
「気分が乗らずに難しい時もあるよ。でも、僕は彼らがそばにいるかのように、家にいたとしてもそう感じてもらうようにしているんだ。それでハッピーだし、僕らはファンと一緒にいる」
その一方で、「試合日の雰囲気を感じられないのはちょっとがっかりだよね」と満員のオールド・トラッフォードの空気を味わえない現状を嘆いた。
「SNSでも応援を感じるし、スーパーに行けばたまに声もかけてくれるよ。それ以上近づくことはできないからね。それは本当に嬉しいんだ。でも、もちろんスタンドからの応援の方がずっと良いよね」
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