Marcelo Brozovic Inter Serie A 27102021Getty

インテル、クロアチア代表MFブロゾヴィッチと年俸9億円弱で2026年まで契約延長へ合意か

インテルがクロアチア代表MFマルセロ・ブロゾヴィッチと契約延長へ合意に至ったと、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が10日、報じている。

20151月にディナモ・ザグレブからインテルへ移籍すると、7年間にわたってミラノで活躍を見せてきたブロゾヴィッチ。今シーズンも公式戦26試合に出場、1ゴール1アシストを決めるなどしてシモーネ・インザーギのチームの中盤を支えてきた。そんな29MFを巡っては、かねてよりクラブとの間で契約延長交渉が行われてきたが、イタリア紙は10日、両者が合意に至ったことを伝えた。

契約期間は2026年まで延長。年俸は固定給600万ユーロ(約7.9億円)にボーナスが加わり、総額700万ユーロ(約9.2億円)近くに及ぶとみられる。残すは契約サインのみとなっており、12日に予定されているスーペルコッパ・イタリアーナの終了以降に、正式発表が行われる見通しとなった。

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交渉の開始直後は、ブロゾヴィッチ側が年俸800万ユーロ(約10億円)を要求。両者の間に隔たりが見られたが、他にクロアチア代表MFに対して大きな関心を寄せるクラブがなく、ブロゾヴィッチ自身もインテルでのプレーを望んでいたことから、双方が条件面で歩み寄り、合意に至ったと見られている。

また今冬の移籍市場では、DFアレクサンダル・コラロフの退団の可能性が高まっており、インテルはエヴァートンに所属するDFリュカ・ディニュをリストアップ。しかしフランス代表DFのアストン・ヴィラ行きが濃厚となったことから、エンポリのDFファビアーノ・パリージやフランクフルトのMFフィリップ・コスティッチ、ボルシアMGDFラミ・ベンセバイニらに関心を寄せている。一方、インザーギ指揮下で活躍の場を失ったMFステファノ・センシは、出場機会を求めて移籍を希望しているとみられる。

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