ブライトンは、大田ハナシチズンFWユン・ドヨンの獲得に近づいているようだ。
2017-18シーズンにプレミアリーグに昇格して以降は着実に力をつけ、2シーズン前はプレミアリーグでクラブ史上最高位となる6位フィニッシュ、初のヨーロッパリーグ出場権も獲得したブライトン。2022年からは三笘薫がプレーすることで日本でも大きな注目を集めており、今季もここまで7位、激しいチャンピオンズリーグ出場権争いを戦っている。
そんなブライトンだが、これまでアレクシス・マクアリスター(リヴァプール)やモイセス・カイセド(チェルシー)など世界中から将来有望な若手選手を発掘、価値を高めてビッグクラブへ高額で売却するモデルで成功を収めてきた。そして新たな逸材として、韓国の18歳ウインガーの獲得に迫っているようだ。
移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏や『The Athletic』などによると、ブライトンはユン・ドヨンの取引を完了した模様。すでにイギリスに到着し、メディカルチェック完了後に4年契約を結ぶという。また、来シーズンはヨーロッパ内でレンタル移籍して経験を積むことになるようだ。
ユン・ドヨンは、大田ハナシチズンで2024シーズンに17歳でトップチームデビュー。昨シーズン途中に右ウィングとして定位置をつかみ、公式戦20試合で1ゴール3アシストを記録すると、今シーズンもここまで3試合に先発出場している。また、2月に行われたU-20アジアカップでは、準決勝進出を果たしたU-20韓国代表としてプレーし、グループステージの日本戦を含む全5試合に出場して1ゴール1アシストを記録している。


