三笘薫が所属するブライトンは、ドルトムントMFモハメド・ダフードの獲得に近づいているようだ。
今季途中就任したロベルト・デ・ゼルビ監督の下、三笘やアレクシス・マクアリスターら数多くの選手が躍動するブライトン。FAカップでは準決勝進出、プレミアリーグでもチャンピオンズリーグ出場権を争うなど好位置につける中、来季へ向けたプランも着々と進めているようだ。
移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ記者によると、ブライトンは今季でドルトムントとの契約が満了するダフードの獲得に接近。口頭での合意が迫っているという。すでに取引は最終調整とサインのみとなっているようだ。
現在27歳のダフードは、ボルシアMGで2015年にトップチームデビュー。2017年にドルトムントへ引き抜かれると、同クラブで140試合以上に出場し、DFBポカール優勝を経験。2020年にはドイツ代表デビューも果たしている。しかし、今季は肩の負傷で長期離脱を強いられるなど、公式戦10試合の出場に留まっていた。
なおブライトンは、すでにFWジョアン・ペドロ(ワトフォード)の獲得で合意していることを正式に発表しており、またリヴァプールと契約満了が迫るMFジェームズ・ミルナーの加入が間近に迫っている。そのため、成立すればダフードは今夏3人目の補強となるようだ。
マクアリスターやモイセス・カイセドら中盤の主力に退団する可能性が浮上している中、ダフードは大きな戦力になるかもしれない。
