プレミアリーグは4日に第6節が行われ、ブライトンとレスターが対戦した。
今季開幕から4試合で3勝1分けと好スタートを切ったブライトンだが、前節はフラム相手に初黒星。ホームで勝利を取り戻したい一戦で、三笘薫は5試合連続のベンチスタートとなった。一方、現在4連敗中で未だ勝利のないレスターは、ヴァーディがベンチスタートに。イヘアナチョやダカらが先発している。
試合は開始早々、アウェイのレスターが先制に成功する。開始1分、敵陣でボールを奪って速攻を仕掛けると、最後はダカの折り返しをイヘアナチョが押し込んだ。ブライトンはいきなり追いかける展開となる。
ビハインドを背負ったブライトンだが、その直後にゴール手前でFKを獲得。しかしマーチのシュートは枠外に。それでも9分、右サイドのクロスがファーへ流れると、グロスの折り返しをマーチが頭で押し込んだ。ブライトンは早い時間帯に追いつき、流れをつかむ。畳み掛けるブライトンは15分、ビルドアップを相手陣内で引っ掛けて速攻を発動すると、最後はカイセドがシュートを突き刺した。一気に逆転に成功する。
しかし、レスターも反撃。33分、自陣からティーレマンスがロングパスを送ると、飛び出したダカが見事なコントロールからGKとの一対一を制した。前半は2-2で折り返す。
追いつかれたブライトンだったが47分、ゴール手前でFKを得ると、一度弾かれたボールをダイレクトでマック・アリスターが右足を振り抜く。豪快で強烈で美しいミドルシュートがネットに突き刺さった。しかし、直前にオフサイドがあったとして、VARレビューの結果取り消される。
それでも主導権を握るブライトンは64分、ついに勝ち越しに成功。一度失うもボールをすぐさま奪い返すと、ゴール前でテンポよくつなぎ、最後はボックス内のトロサールがGKとの一対一を冷静に制した。ホームチームが前へ出る。さらに70分、突破を図ったトロサールがボックス内で倒されてPKを獲得。マック・アリスターが冷静に沈め、4点目を奪った。さらに後半アディショナルタイムには、マック・アリスターがFKを直接突き刺している。
試合はこのまま終了。ブライトンは試合をコントロールし、後半アディショナルタイムには新加入ギルモアをデビューさせるなど、良い流れで5-2と勝利を収めた。リーグ戦6試合目にして早くも4勝目(1分け1敗)を手にした。一方のレスターは、これで5連敗となっている。なお三笘はベンチ入りしたが、出番は訪れなかった。




