現地時間1日、イングランド・プレミアリーグは第10節が行われ、三笘薫の所属するブライトンはホームのAMEXスタジアムに田中碧の所属するリーズを迎えた。
ホームのブライトンは依然として三笘が負傷により欠場。ウェルベックの1トップに、2列目はミンテ、ディエゴ・ゴメス、リュテルという並び。一方のリーズは田中が2試合連続となる先発を果たし、アンパドゥ、ロングスタッフと共に中盤を構成した。
立ち上がりからホームのブライトンが優位に試合を進めると、11分に右サイドでボールを受けたミンテが中央に持ち出してエリア内右に浮き球のパスを送る。これに抜け出したウィーファーの折り返しをウェルベックが押し込んでブライトンが先制する。
先制を許したリーズは、田中を中心にボールを回して自分たちがボールを保持する時間を増やしていく。しかし、34分には高い位置でファン・ヘッケがボールを奪い、ウェルベックが決定機を迎えるなど、ブライトンはカウンターから効率よくチャンスを作り出す。
41分にもカウンターからミンテが仕掛け、エリア内に侵入してから左足で狙うも、ゴール右へとわずかに外れた。
後半、1点を追うリーズが前半よりも積極的にプレスを仕掛ける。しかし、ブライトンもリーズのプレスに臆することなく自陣からビルドアップし、前掛かりになったリーズの裏のスペースを突いていく。
なかなか自分たちのペースに持ち込むことができないリーズは61分、田中とロングスタッフを下げてダニエル・ジェームズとシュタッハを投入し流れを変えようと試みる。
しかし迎えた64分、右サイドで縦に仕掛けたミンテの折り返しを、ニアサイドのリュテルがスルー。その後ろで完全フリーで走り込んでいたD・ゴメスが難なく押し込み、ブライトンが2-0とリードを広げた。
さらに70分、ルーズボールを奪ってドリブルでエリア内左に侵入したリュテルがマイナスに折り返すと、走り込んだD・ゴメスが再び押し込んで3-0と突き放した。
一矢報いたいリーズだが、ボールを回すブライトンに対して奪いどころを定められず、プレスに行ってもかわされてチャンスを作られてしまう。最後までリーズにゴールを許さなかったブライトンが、公式戦3試合ぶりの勝利を手にした。
■試合結果
ブライトン 3-0 リーズ
■得点者
ブライトン:ウェルベック(11分)、D・ゴメス(64分、70分)




