ブライトンMF三笘薫は、鹿島アントラーズ戦に向けた前日会見で意気込みを語った。
昨シーズン限りでロベルト・デ・ゼルビ前監督が退任し、新たに31歳のヒュルツェラー監督を迎えたブライトン。新体制の下ですでにプレシーズンがスタート、そして今夏には「ブライトン&ホーヴ・アルビオン・ジャパンツアー2024」を開催し、24日に国立競技場で鹿島アントラーズと対戦する。
2022年夏からブライトンに合流した三笘は、デビューシーズンで公式戦41試合10ゴール8アシストと大活躍。昨季も8月に日本人選手として史上初のプレミアリーグ月間最優秀ゴール賞を受賞するなど、上々のスタートを切っていた。しかし、度重なるケガで2月末以降は試合に出られず、リーグ戦19試合で3ゴール4アシストに留まっていた。
それでも今夏には復帰を果たし、すでに新体制での練習にも参加している三笘。新シーズンへ向けた重要なプレシーズンマッチとなる鹿島戦の前日会見に出席し、意気込みを語っている。
「ブライトンとして日本ツアーすることが決まって、僕自身もチームメイトも楽しみにしています。素晴らしいJリーグの2チームと対戦できるので、良い力試しになると思います。シーズン前の素晴らしい機会なので、内容も結果もこだわっていきたい」
「監督の求めるものとファン・サポーターが求めるのは違うと認識しています。僕自身、シーズンに向けて監督とチームの信頼を得なければいけませんし、そういった意味でやることをやらばなければいけない」
「ファンの皆さんは、僕に対してドリブルだったり、仕掛ける部分を見たいと思っていると思うので、そういったシーンは出したいですけど、まずはチームが勝つためのプレーをしないといけないなと思います」
また、新シーズンから指揮を執るファビアン・ヒュルツェラー監督についての印象も語っている。
「すごく戦術的な監督だなと認識しています。もちろん前監督もそうでしたけど、より細かいところの意識はすごく洗練されていて、チームにも浸透してきています。特に守備の強度をすごく求める監督なので、明日それを見せたいと思います」
「監督は色々なシステムを試すと思いますし、まだ練習で試していないこともシーズンの中でやると思います。僕自身が得意なのはやはりサイドなので、ウイングから仕掛けるところや一対一の部分は求められていると思います。ハーフスペースや少し中でプレーすることもあると思いますけど、基本的には左サイドでのプレーが多くなるかなと思います」


