Brighton & Hove Albion FC v Fulham FC - Premier LeagueGetty Images Sport

三笘薫の去就はブライトンの欧州カップ戦出場権次第? 今夏でも再び動向に注目か

ブライトンに所属する三笘薫の今夏の去就に再び注目が集まる可能性がある。『The Athletic』が伝えた。

2022年に加入したブライトンでこの3シーズンにわたって大きなインパクトを残してきた三笘。今シーズンの特に年明けからは好調を維持して公式戦36試合で8ゴール3アシストを記録し、2月の3-0でチェルシーを下した試合での得点は自身にとって2度目となるプレミアリーグの月間最優秀ゴール賞に輝いた。

この活躍を受け、三笘に対しては他クラブからの関心が届いている。中でも、今冬の移籍市場ではサウジアラビアのアル・ナスルが2度にわたって最大6100万ポンド(約114億円)の高額なオファーを送ったとも報じられてきた。現時点では具体的な話こそないものの、今夏の移籍市場でも再びその去就に注目が集まる可能性がある。

『The Athletic』によると、ブライトンは今夏に三笘に対してとても大きなオファーがあれば大きな決断を下すことになる様子。2-2で終わった先週末のレスター・シティ戦を欠場するまでリーグ戦全試合に出場していたことから、ファビアン・ヒュルツェラー監督がどれだけ同選手を重要視するかを示しているが、5月に28歳になる三笘との契約延長交渉を進めていなかったりという事実もさらに去就への注目を集めるものになり得るようだ。

ブライトンと三笘を魅了するオファーについて、収益面では今冬のアル・ナスルが提示したオファーほど高額でなくとも、わずか300万ポンド(約5億6000万円)で同選手を川崎フロンターレから獲得したことを考慮すれば、クラブが相当な利益を手にすることは間違いない。また、クラブはステップアップを目指す選手の道を遮ったりすることもなく、ビッグクラブからの関心は今冬のサウジアラビア行きへの興味を示さなかった三笘のような選手に対して魅力的なものなると考えられている。

ただし、ブライトンにはシモン・アディングラやソリー・マーチなど三笘の代役を担える見込みの選手がいるものの、前者はオフザボールの局面で改善の余地があり、後者は長期離脱からなかなか復調できない状況が続くなど、選手層の影響で三笘の将来に関する状況はより複雑なものに。

それでも、同メディアは「来シーズンのヨーロッパカップ戦出場権を逃せば、ミトマが退団する可能性が高まるだろう。大陸レベルでの大会で再びプレーすることは、魅力的なものになり得る。ホームで19位レスターから勝ち点を落としたことはヨーロッパに戻るブライトンの望みにダメージを与えるものになった。しかし、状況はまだ修復できる。まだ6試合があり、ミトマの離脱は短期的である見込みだ。彼がクラブで過ごす残り時間は夏の移籍市場で注目の話題になるだろう」と伝えた。

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